TRLE Level BOX
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NGLE講座

■TextFormat=

サンプルレベル

http://www.trlevelmanager.eu/download/jeepbike.zip
http://www.trlevelmanager.eu/download/fish_and_pirahnas.zip

構文

TextFormat=Color(CL_...), FormatFlags(FT_...), BlinkTime, SizeCharacterMenu(SC_...)

記述場所

[Title]または[Level]セクションで使用します。

インスタンスの最大値

特にありません。

使用例

;文字の幅はそのままで高さを半分にする。
TextFormat=IGNORE,IGNORE,IGNORE, SC_HALF_HEIGHT

機能概要

メニュータイトルの文字サイズやFLIPEFFECTトリガ(64番など)による文字を設定します。
メニュータイトル(New Game/Load Game/Optionsなど)の他、FONT_GRAPHICSオブジェクトのフォントにも、このコマンドの設定が適用されます。

記述時の注意点・備考

特にありません。

各フィールドの説明

Color
このフィールドには、CL_コンスタンツを入力します。
CL_コンスタンツを使用して、FLIPEFFECTトリガ(64番など)の表示テキストの色を設定します。
NG_Center【Reference】タブのCL_コンスタンツも参照してください。
FormatFlags
このフィールドには、FT_フラグを入力します。
FT_フラグを使用して、表示テキストの位置、サイズを設定し、さらに点滅またはストレッチを行います。
NG_Center【Reference】タブのFT_フラグも参照してください。
テキスト位置のFT_フラグにFT_NARROW_CHARSフラグとFT_BLINK_CHARSフラグとすべてのFT_SIZEフラグを「+」記号で追加することができます。
例えば:
TextFormat=CL_GOLD, FT_TOP_CENTER + FT_BLINK_CHARS, 16, IGNORE
この例では、色を金色にし、表示位置を画面上部の中央にし、(プラス文字で)点滅する文字を設定しています。
備考:
この設定は、FLIPEFFECTトリガ(64番など)を使用して表示するテキストに対してのみ有効です。
タイトルレベルのメニューの文字のサイズを変更するには、SizeCharactersフィールドにSC_コンスタンツを設定する必要があります。(下記参照)
BlinkTime
このフィールドには、FormatFlagsパラメータにFT_BLINK_CHARSフラグも設定した時に、点滅する間隔を入力します。
点滅時間は、1、2、4、8、16、32、64、128などの2の階乗でのみを使用できます。
SizeCharacterMenu

このフィールドには、タイトルレベルのメニューやインベントリーの文字サイズを設定するためSC_コンスタンツを入力します。
FormatFlagsフィールドとは違って、FLIPEFFECTトリガ(64番など)を使用して表示するテキストには影響しません。そのため、このフィールドは[Title]セクションでのみ使用してください。

TextFormat=IGNORE, IGNORE,IGNORE, SC_HALF_HEIGHT

[Level]セクションでTextFormatを使用するときは、このフィールドには常にIGNOREと入力する必要があります。そうしないと、メニューのテキストが、最後にプレイされたレベルに従って不規則に変化します。
現在、このフィールドでは次のいずれかの値のみを選択できます。

SC_NORMAL
何も変更しない。文字は通常のサイズになります。
SC_HALF_WIDTH
文字の幅が半分に縮小されますが、高さは変更されません。
SC_HALF_HEIGHT
文字の高さが半分に縮小されますが、幅は変更されません。
SC_HALF_SIZE
文字の幅と高さの両方を半減させる。
SC_DOUBLE_WIDTH
文字の幅が2倍、高さは変更されません。
SC_DOUBLE_HEIGHT
文字の高さが2倍、幅は変更されません。
SC_DOUBLE_SIZE
文字の幅と高さの両方が2倍になります。

備考:
FLIPEFFECTトリガ(64番など)を使ってゲーム内のテキストの設定を変更することもできますが、テキスト関係のトリガをあまりにも多く消費しないようにするには、このスクリプトコマンドを使用してデフォルト値を設定する方がよいでしょう。

FT_コンスタンツを使用してテキストの位置を設定する場合は、テキストにいくつかのエスケープシーケンスを追加して、画面上のテキストの位置をさらに変更することもできます。
例えば、FT_TOP_LEFTを使用しても、HPバーにテキストが重なって表示されない場合は、エスケープシーケンス「\n」(n=改行)で最初に空行を表示し、テキストをその下に表示できます。
左の行頭をより右に移動したい場合は、エスケープシーケンス「\t」(t=タブ)でテキストの各行を開始することができます。

\tHi world\n\tI'm very happy to be here

関連項目

DefaultWindowsFont=Demo=FONT_GRAPHICS