NGLE講座
■MultEnvCondition=
サンプルレベル
http://www.trlevelmanager.eu/download/animationtutorial.zip
HelpフォルダのAnimationCommand.htmに詳しい説明があります。
構文
MultEnvCondition=IdMultCondition, ENV_condition, DistanceForEnv, Extra field, array of tripled of {ENV_Condition, DistanceForEnv, Extra field}
記述場所
[Level]セクションで使用します。
インスタンスの最大値
レベルセクションの最大インスタンス数:255
使用例
;MultEnvCondition1番に、ララが手ぶらで、TestPositonコマンド2番の設定を条件として設定する。 MultEnvCondition=1, ENV_FREE_HANDS, IGNORE, IGNORE, ENV_ITEM_TEST_POSITION, 2, IGNORE
機能概要
Animationコマンドに複数の環境条件を保存するために使用します。
Animationコマンドに2つ以上の環境条件を設定する必要がある場合は、このコマンドに必要な環境条件をすべて指定し、AnimationコマンドのENV_EnvironmentフィールドにENV_MULT_CONDITIONコンスタンツを入力し、Distance for EnvフィールドにこのコマンドのIDを入力します。
記述時の注意点・備考
特にありません。
各フィールドの説明
- IdMultCondition
- このフィールドには、このコマンドのIDを入力します。
このIDはトリガや他のスクリプトコマンドを実行するときに使用します。同じ[Level]セクションにあるこのコマンドの最初には「1」を使用し、2番目のコマンドには「2」を使用します。
AnimationコマンドのDistance for EnvフィールドにこのIDを使用してAnimationコマンドとリンクします。
注:IdMultConditionフィールドの有効範囲は1から2559。レベルのトリガから直接呼び出すと、最大有効IDは1023です。 - ENV_Condition
- このフィールドには、ENV_コンスタンツ +(オプション)いくつかのENV_POS_フラグを入力します。
このフィールドは、AnimationコマンドのENV_Environmentフィールドと同じように機能します。
詳細については、AnimationコマンドのENV_Environmentの説明を参照してください。 - DistanceForEnv
- このフィールドには、ENV_Conditionフィールドに関する距離を設定する値を入力します。
このフィールドは、AnimationコマンドのDistance for Envフィールドと同じように機能します。
詳細については、AnimationコマンドのDistance for Envの説明を参照してください。 - Extra
- このフィールドには、ENV_Environmentフィールドに従って異なる値を入力します。
このフィールドは、AnimationコマンドのExtraフィールドの使用法と同じです。
Extraフィールドに値を必要とするENV_Conditionを使用する場合は、このフィールドに値を入力します。 - {ENV_Condition、DistanceForEnv、Extra}
- このフィールドには、「ENV_Condition」、「DistanceForEnv」、「Extra」の3つの配列を最大125個まで入力できます。
例えば、ENV_CEILING_HEIGHTの高さ=$300(3クリック)とENV_HOLE_FLOOR_AT_LEFTの深さ=$400(4クリック)のように、Animationコマンドに2つの環境条件を設定したい場合は、このコマンドをこのように書きます。
MultEnvCondition=1,ENV_CEILING_HEIGHT,$300,IGNORE,ENV_HOLE_FLOOR_AT_LEFT,$400,IGNORE
このコマンドをAnimationコマンドで参照するにはENV_ConditionフィールドにENV_MULT_CONDITIONと入力し、Distance for EnvフィールドにこのコマンドのIDを入力します。
Animation=447,KEY1_LEFT,IGNORE,IGNORE,ENV_MULT_CONDITION,1,IGNORE,-445,-448