NGLE講座
■_NEW Boats
NGLEでは新しく_NEW BoatsとしてMOTOR_BOATオブジェクトとRUBBER_BOATオブジェクトが追加されました。
_NEW BoatsはTR2やTR3で登場したボート、ラバーボートまたはモーターボートのようなものです。
サンプルレベル
http://www.trlevelmanager.eu/download/boats_new.zip
設定時の注意点
MOTOR_BOATオブジェクトにはMOTOR_BOAT_LARAオブジェクトが、
RUBBER_BOATオブジェクトにはRUBBER_BOAT_LARAオブジェクトが必要です。
設置方法
- wadにMOTOR_BOAT、MOTOR_BOAT_LARAを追加します。
またはRUBBER_BOAT、RUBBER_BOAT_LARAを追加します。 - マップにMOTOR_BOATまたはRUBBER_BOATを配置します。共存させることも可能です。
トリガは必要ありません。 - MOTOR_BOATまたはRUBBER_BOATのOCBのコードビット『1』から『5』をオンにします。
- prjファイルをセーブし、コンバートします。
- ゲームを起動し、ボートまたはラバーボートが使用できることを確認してください。
_NEW Boatsの操作方法
- Ctrl(ボートに乗って)
- 前進
- Alt
- 後退
- →
- 右に移動
- ←
- 左に移動
- Ctrl(ボートの近くで)
- ボートに乗る
- Shift →
- ボートを降りる
- Shift ←
- ボートを降りる
OCBの値
MOTOR_BOATオブジェクト、RUBBER_BOATオブジェクトともにOCBは同じです。
次の値または合計を使用して、同時に異なる機能を有効にすることができます。
- 1
- ボートにライトを点灯する。
- +2
- ボートはHEAYVトリガを有効にできません。
- +4
- ボートはトリガを有効にできません。
値「2」と「4」について、この制限を使ってゲームで興味深い状況を作成することができます。
この他にも色々作成することができます。
例えば、FLIPEFFECTトリガ63番を水の部屋全体に設置します。
次に、モーターボートに値「4」を入力します。
すると、ララは水に入ると殺されますが、モーターボートを使って水を渡ると、モーターボートは水の底のFLIPEFFECTトリガ63番を有効にしないため、生き残ります。 - +8
- 「見まわす」機能を有効にする。
- +16
- ボートを「燃料なし」に設定します。この場合ボートエンジンのスイッチは不可能になります。このボートを停止または復元するには、FLIPEFFECTトリガ232番、または263番を使用してLocal Long Delta変数の値を設定またはクリアします。
- +32
- 自動燃料管理。この値があると、TRNGはLocal Long Delta変数を使用して燃料の現在値を検出します。デルタが「0」の場合、ボートは「燃料なし」モードになり、作動しません。デルタがゼロ以外の値を持つと、ボートは機能します。デルタ変数の燃料を変更するためにFLIPEFFECTトリガ232番、または263番を使用することができます。とにかく、TRNGはデルタ変数の値をボートが作動している間、減少させることを忘れないでください。
- +64
- ボートに「アンカー」を設定します。この場合エンジンは機能しますが、ボートは現在の位置から離れることができません。
- +128
- 燃料バーを画面に表示します。この値は、「32」(自動燃料管理)と一緒に動作します。128 + 32 = 160では、ララがボートを運転している間、現在の燃料を表示する燃料バーが画面に表示されます。
Script.txtに「Customize=CUST_BAR、BAR_CUSTOM4、...」コマンドを追加して、燃料バーの機能を設定する必要があります。
例えば、
ColorRGB=1, 255,255,255 ColorRGB=2, 255,0,0 Customize=CUST_BAR,BAR_CUSTOM4,FBAR_USED_FOR_BOAT_FUEL, 12, > 12, IGNORE, IGNORE, 1, 2
と入力すると、画面左上(X座標=12ピクセル、Y座標=12ピクセル)にColorRGB1番を背景色にしたColorRGB2番のバーが表示されます。
燃料の値はTRNG変数トリガを使用してLocal Long Delta変数の値で設定します。
NG_Center【Reference】タブのFBAR_USED_FOR_BOAT_FUELフラグも参照してください。