TRLE講座

Winston（以下W）：今回は何じゃの？
Alphonse（以下A）：カスタムテクスチャです。
W：カスタムテクスチャとな。
A：とはいっても中級編の新規に作成するで解説したので、後はその補足です。

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テクスチャの迷宮へようこそ

レベル製作時に最初にこだわりたくなるのがテクスチャです。
特別なツールも必要ないし、自分の好きなように貼っていけばいいのですから。

10年前なら、ジャンプや敵とのバトル、仕掛けがメインであり、テクスチャなど飾りにすぎないと一笑に付せましたが、今（2012年）ではNGLEが128x128サイズのテクスチャに対応するなど環境の進化を無視できません。
プレイヤーの目は肥えているのです。

テクスチャの継ぎ目を消す

さて、どんなテクスチャを使いどう貼るかは作り手に委ねるとして、テクスチャを貼っているとどうしても継ぎ目が気になります。

継ぎ目を消すため上下左右を反転させて交互に貼ったりしますが、これだとどうしても出来上がりがタイルを並べたようになり、手を抜いたような感じになります。

シームレステクスチャの作成

そこで、シームレス（継ぎ目のない）テクスチャを作ろうってことになります。

ところが、TRLEのテクスチャは三角に分割したり、1クリックのみで貼ったりする場合があります。
ですから、64x64ピクセルのテクスチャは上下左右対象で、対角線上の画像も対象。
1-3クリック分の画像も上下左右対象で、対角線上の画像も対象。
というものでないと厳密には継ぎ目を消すことはできないということになります。
ふざけるな！と言いたくなります。

よしんばそういったシームレステクスチャが完成しても継ぎ目が目立ったりします。
おそらくビデオカードの性能によるものだと思いますが、詳しいことは分かりません。
とほほ。。。と言いたくなります。

カスタムテクスチャの作成

「継ぎ目は意図的に作るから構わない」とカスタムテクスチャを作りたい方がいるかも知れません。

私はAdobeのPhotoshopがあったのでテクスチャで凝ったことが出来ましたが、そうでない人はペイントソフトを購入するか、ダウンロードするしかありません。
そういったソフトがすでにある方はこのページを見るよりお持ちのペイントソフト関連サイト（Photoshop講座とか）をご覧になってください。

より綺麗で緻密なテクスチャを作るには、スキャナ、タッチペン、デジカメ等々それなりのPC環境と、テクスチャもCGですから絵心や色づかいといった現代アートに通ずるセンスが必要なのです。
もちろん、遊び心一杯でふざけたテクスチャを作るのもアリですが。

最後に、照明を暗くしてしまうと意味がありませんし、プロの場合別人が行うことです。
そのため、こだわり過ぎには注意しましょう。