NGLE講座
■バーティカルトリガ
バーティカルトリガ
バーティカルトリガはCONDITIONトリガの一種で、ララがいる床からの高さを限定するのに使用します。
この高さはルームエディタの高さではないことに注意してください。
バーティカルトリガの設定方法
- バーティカルトリガを設置したい箇所にトリガを設置します。
- STTパネルの、「Trigger[what to trigger]」から「PARAMETER」を選択します。
- 「Type[Activation mode]」から「CONDITION」を選択します。
- 「Timer[Parameter <&>]」の英文が「Vertical」で始まるものを選択します。
- 「Object to trigger <#>」からバーティカルトリガが適用される高さを選択します。
- 「[E]xtra」から、バーティカルトリガが適用される範囲を選択します。
- バーティカルトリガの条件がtrueの時に有効になるトリガを同じ箇所に設置します。
- prjファイルをセーブし、コンバートします。
- ゲームを起動し、バーティカルトリガが機能していることを確認してください。
バーティカルトリガの設定例
試しに床から8クリックの高さにララがいる時にトリガが有効になるよう設定してみます。
STTパネルの、「Object to trigger <#>」から「Clicks = 8」を選択し、「[E]xtra」から「Clicks = 4」を選択します。
バーティカルトリガの条件がtrueの時に有効になるトリガを設置します。
ここではFLAME_EMITTER2のトリガを同じ箇所に設置します。
↓こんな感じ。
prjファイルをセーブし、コンバートします。
ゲームを起動し確認すると、高さ8の足場の上でジャンプしても何も起こりません。ララのジャンプは7クリックまでしか到達できないからです。
そこでFlyCheatを使い高さ8の領域まで到達すると、FLAME_EMITTER2が点灯します。
では次に全く同じトリガを以下のように設置してみます。
↓こんな感じ。
prjファイルをセーブし、コンバートします。
ゲームを起動し確認すると、足場にぶら下がるとFLAME_EMITTER2が点灯します。
これは2つ目のバーティカルトリガが有効になったためです。
このようにバーティカルトリガはララのいる床からの高さを判定しています。
例えば垂直に接続した部屋にララがいても、床の上にいればバーティカルトリガは有効になりません。
ルームエディタの高さは関係ないことに注意してください。
バーティカルトリガの種類
バーティカルトリガの種類は大別して2つになります。
- 指定した範囲の高さでトリガが有効になる。(C9。CはCONDITIONの略。)
- 指定した範囲外の高さでトリガが有効になる。(C10とC11。C10とC11は同じ結果になります。違いはありません。)