NGLE講座
■NGLEのバグ
NGLEのバグ
これはバグではないかと思われるもの、NGLE MK5で気になった点をいくつか。
「ScreenShots」メニューでファイル名の指定を間違えるとNGLEがクラッシュする。
例えばフルスクリーンのスクリーンショットを保存する際「c:/windows/Screen_0001」と指定するとクラッシュする。
ファイル管理をWindowsの機能に頼らず、NGLE独自で作っているためだと思われる。
ファイル名を指定する入力画面では同様の問題が発生してそう。
キーボードコマンドAlt Tで「Transparent」がオンになる。
「Texture」メニューの「Load TGA」に相当するはずですが、なぜか「Transparent」がオンになってしまいます。
オブジェクトの明るさが135になる。
TRLEではオブジェクトの明るさのデフォルトが128なのに、NGLEでは135となっている。
またオブジェクトの明るさを128と指定しても135と表示される。
Tomb4のバグ
これはバグではないかと思われるもの、NGLE MK5で気になった点をいくつか。
Diaryをウィンドウモードでプレイすると、ブルースクリーンになる。
私のPCだけかもしれませんが、Diaryをウィンドウモードでプレイすると、ブルースクリーンが発生しました。フルスクリーンモードでは問題なし。
JEEPを運転し終わった後のBGMが必ず110番になる。
バージョン1.3.0.6で発生。それ以前のバージョンについては不明。
JEEPを運転し終わった後のBGMが必ず110番になる。それまでのBGMが仮に109番だとしても110番になってしまう。
現状では110番を使いたいBGMに変更する他、対処方法がない。
FLIPEFFECTトリガ189番/190番をエクスポートして使用出来ない。
バージョン1.3.1.0で発生。
v50プロジェクトではゲームがクラッシュする。
アップデートによる機能低下。
NGLEの仕様
これは仕様かバグか判然としないものの、NGLE MK5で気になった点をいくつか。
Select Roomウィンドウで以前読み込んだ部屋情報が表示される。
NGLEから新しくなった他のウィンドウにも同様の現象がありそう。
どうやら、NGLEは一つのprjファイルで延々と作業することを前提としている模様。
TRLEでも複数のprjファイルを連続して開くとテクスチャパネルがおかしくなったりしていたので、仕様とみてよいでしょう。
複数のprjファイルを連続して開く際は、一度NGLEを再起動させれば、この問題を回避できる。
「Help」メニューの「Revised Level Editor Help」がダウンロードできない。
メニューからのダウンロード先にはヘルプファイルがないようです。
www.webalice.it/paolone2011/download/trle_help.zip
からダウンロードできます。
しかし、すでにインストールされているヘルプと同じのためダウンロード出来なくても問題なし。
NGLEで既にprjファイルを開いている状態で、新しくNGLEを起動すると「Autosave.prj」のロードを尋ねてくる。
NGLEの二重起動時、先に開いているprjファイルを自動で保存するためだと思われる。
Settingsウィンドウで「Autosave.prj」の保存を無効にしてもこの現象は発生する。発生しない場合もある。NG_Centerの起動/再起動も関係あるかも。
NGLEの二重起動の際に注意する他ない。仕様とみてよいでしょう。
部屋の選択がいつもRoom0から始まる。
TRLEでは一度部屋を選択した後は、その部屋番号付近が表示されていたが、NGLEではいつもRoom0から始まってしまう。部屋数の多いマップでは不便。
V2d Mapで部屋を移動させるとエライことになる。
V2d Mapで部屋を移動させると、床や天井の高さがとんでもないことになっていた。ただし、私のミスが原因の可能性もある。
tomファイルを間違って作成するとprjファイルのwadの指定が変更される。
prjファイルと違う名前のtomファイルを作成すると、prjファイルのwadの指定が変更される。
例えばTest.prjファイルをTest2.tomで作成すると、Test.prjのwadの指定がTest2.prjのものになる。ただし、私のミスが原因の可能性もある。
テクスチャの再配置が機能しない。
新規の部屋なら、Smooth Floor機能やDome機能を使っても問題ないが、何度か編集した後の部屋だとテクスチャが綺麗に再配置されない。ただし、私のミスが原因の可能性もある。
On[Exit and Play]save project...をチェックすると『Play』ボタンでもバックアップが作成される。
ヘルプでは『Exit and Play』ボタンのみバックアップが作成されるはずが、なぜか、『Play』ボタンを押してもバックアップが作成されてしまう。
Settingsウィンドウには「Exit and Play」しか記述されていないためか、バグか判然としない。
『Last Projects』ボタンで同じprjファイルが複数表示される。
バージョンアップによる誤動作。
NGLEをインストールしたフォルダにあるNG_settings.binファイルを削除することで解決。
ただし、NGLEのSettingsが初期状態に戻るため、Settingsを変更している場合は再度設定が必要。
CRSが無効になる。
サンプルレベルのScript.txtを試した後、自分のScript.txtで動作確認していると、いつの間にかNGLEのSettingsのCRSが無効になっている。
CRS=DISABLEDの行を削除しただけでは元に戻らないのかも。
ただし、私のミスが原因の可能性もある。
NGLEの『Play』ボタンまたは『Exit and Play』ボタンで表示されるメッセージは途中までしか表示されない。
例えば、テクスチャサウンドを設定した後、テクスチャサウンドのファイルを削除。
普通にNG_Tom2pc.exeでコンバートするとファイルが無いという最後のメッセージが表示されるが、
『Play』ボタンまたは『Exit and Play』ボタンでコンバートした場合は、ファイルが無いという最後のメッセージは表示されない。
すぐに表示が切り替わってしまうため、最後まで表示されないのは仕様とみてよいでしょう。
SavegamePanelで一部DefaultWindowsFontの名ごりが表示される。
DefaultWindowsFontコマンドを設定し、SavegamePanelコマンドを設定したレベルでは、セーブデータパネルを表示すると一部DefaultWindowsFontの名ごりが表示される。DefaultWindowsFontコマンドを使用しないことで回避可能。ただし、私のミスが原因の可能性もある。
TextureSequenceコマンドの動作がヘルプと異なる。
Tex Indices array {...}フィールドに数字を入力しても最初のテクスチャが表示されない。
例えば TextureSequence=1, 4, IGNORE, 3, 2, 1, 0
と入力しても3からではなく2からの3つしか表示されない。ただし、ヘルプが間違っている可能性もある。
TextureSequence=1, 4, IGNORE, 4, 3, 2, 1, 0
または、
TextureSequence=1, 4, SEQ_LOOP, 3, 2, 1, 0
と入力すると上手くいく。
StandByコマンドの1番がループする。
例えば、StandBy=1, TSB_PANORAMA,....
と入力するとスタンバイモードがループして抜けられない。
StandBy=2, TSB_PANORAMA,....
と入力すると上手くいく。
CDトリガの動作がTRLEと異なる。
例えば、CDトリガで110.wav、055.wav、109.wavを順に有効にした場合、TRLEでは全て再生されるが、NGLEでは109.wavが再生されない。
この場合、
Customize=CUST_SET_OLD_CD_TRIGGER, ENABLED
をScript.txtに追加することで回避可能。ただし000.wavファイルが勝手に再生されることがある。その場合は、ゲームを再起動すれば直る。
NGLEではFLIPEFFECTトリガでサウンドを有効にすることを推奨している模様。
どうしてもCDトリガを使いたい場合は、FLIPEFFECTトリガと混在させない方が問題が発生しにくい。
NG_Centerのバグ
『Reload』ボタンが機能しない。
『Reload』をするとScript.txtに何も表示されない。
実は以前のScript.txtのカーソル行を表示しているためで、カーソルを上に移動すれば表示される。仕様とみてよいでしょう。
ItemGroupコマンドでエラーが発生しない。
ItemGroup=1,,,,,
と入力してもNG_Centerでは、エラーにならない。
NG_Center【Reference】タブのつづりが違う箇所が多数ある。
「Parameter」ではなく「Paramater」になっている。
「Customize」ではなく「Cutomize」になっている。
「CUST_NEW_SOUND_ENGINE」ではなく「CUST_CUST_NEW_SOUND_ENGINE」になっている。
バージョン1.3.0.0から1.3.0.6にアップデートすることで修正されたバグ
霧の電球がFLIPEFFECTトリガ28番で色が変わらない。
TRLEではFLIPEFFECTトリガ28番で霧の電球の色を変えることができたが、NGLEでは霧の電球の色が変わらない。バージョン1.3.0.6で修正済。
NG_Centerの『Replace』ボタンが機能しない。
『Replace』ボタンで置換されない。バージョン1.3.0.6で修正済。
バージョン1.3.0.6から1.3.1.0にアップデートすることで修正されたバグ
BADDY_1の近くにBRIDGE_FLATを配置するとゲームがクラッシュする。
バージョン1.3.0.6で発生。それ以前のバージョンについては不明。
他の敵でも同様の問題が発生するかどうかも不明。
BADDY_1を出現させ、そのBADDY_1が高さ2クリックのBRIDEG_FLATに近寄るとゲームがクラッシュする。
現状ではBADDY_1とBRIDGE_FLATを離して配置するか、灰色のBOXでBADDY_1を近寄らせないようにする。バージョンで1.3.1.0で修正済。
JEEPの近くにいると運転していなくても画面右下に「D」の文字が表示される。
バージョン1.3.0.0から1.3.0.6にアップデートすることで発生。
アップデートによる機能低下。バージョンで1.3.1.0で修正済。