TRLE Level BOX
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NGLE講座

■SavegamePanel=

サンプルレベル

http://www.trlevelmanager.eu/download/savegamepanel.zip

構文

SavegamePanel=SavegamePanelFlags(SPF_...), BackGroundImageID, NumberOfSave, NumberOfVisibleSave, SavegamePanelLayout(SPL_...), InfoFormatString, IdListWindowsFont, IdInfoWindowsFont, InTitleWindowsFont

記述場所

[Level]セクションで使用します。

インスタンスの最大値

特にありません。

使用例

;セーブゲームパネルを背景に画像を表示し、背景画像を1番、30個のセーブデータ、
;20個のセーブデータ表示、画面左下に情報、Format_savegames.txtの設定を読み込み、
;リストの文字にWindowsFont3番、情報にWindowsFont2番、タイトルにWindowsFont1番を設定。
SavegamePanel=SPF_PRELOAD_BKG_IMAGE, 1, 30, 20, >
              SPL_LEFT_IMAGE_BOTTOM_INFO, @Format_savegames.txt, 3, 2, 1

機能概要

セーブゲームパネルを変更します。
この新しいセーブゲームパネルを使用する利点

セーブデータのスクリーンショットを表示して、プレイヤーが容易にセーブデータを選択できる。(または保存操作で重要なセーブデータを上書きしないようにする)
処理するセーブデータの数を変更できる。
セーブデータが選択されたときに表示する情報を変更できる。

記述時の注意点・備考

次の行を[Level]セクションに追加すると、

Customize=CUST_INNER_SCREENSHOT, QSF_SIZE_320x240+QSF_TRUE_COLOR

各セーブデータにスクリーンショットイメージを作成できるようになります。(QSF_フラグは異なる可能性があります)スクリーンショットはセーブデータごとにPixフォルダに保存されます。
上の例の場合は、スクリーンショットをQSF_フラグによりサイズ320x240のTrueカラーで保存します。

各フィールドの説明

SavegamePanelFlags(SPF_...)
このフィールドには、SPF_フラグを入力します。
SPF_フラグを使用してセーブゲームパネルの機能を変更することができます。
IGNOREと入力すると、SPF_フラグを省略できます。
NG_Center【Reference】タブのSPF_フラグも参照してください。
BackGroundImageID
このフィールドには、Pixフォルダにあるイメージの番号を入力します。
このイメージはセーブゲームパネルの背景画像になります。
例えば、背景画像として「Image8.bmp」ファイルを使用する場合は、このフィールドに「8」を入力します。
NumberOfSave
このフィールドには、セーブゲームパネルが処理できるセーブデータの数を入力します。
設定できる最大数は100です。この場合、NGLEフォルダには、savegame.0からsavegame.99まで100個までのセーブデータが作られます。
あまりに多くのセーブデータを設定しないことをお勧めします。なぜなら、プレイヤーは、あまりにも多くのセーブデータでは検索が難しくなる可能性があるからです。
上記以外の理由で、以前のTRLMのユーザーに問題を引き起こす可能性があります。(ただし、TRLM2009は任意の数のセーブデータを管理できるはずです)
妥当な値に30を設定することもできますが、IGNOREと入力すると、デフォルト値の15が使用されます。
NumberOfVisibleSave
このフィールドには、表示できるセーブデータの数を入力します。
表示されるセーブデータの数は、前のフィールドNumberOfSaveとは異なります。
NumberOfSaveフィールドに大量のセーブデータを設定すると、一度にこの長いセーブデータのリストを画面に表示することができない可能性があります。この問題を解決するため、TRNGは画面上に短いリストを表示し、スクロールでセーブデータの別の「ページ」を表示するようにします。
TRLEのセーブゲームパネルには15のセーブデータしか表示されませんでした。
例えば、TRNGは50個のセーブデータ行をすべて同じ画面に表示することはできないので、15個のセーブデータを表示します。次に、プレイヤーがキーを押すと、15のセーブデータ(savegame.15からsavegame.29へ)の次のグループが表示され、次に進みます。
備考:
実際には、特定のSPF_フラグを設定した場合に限り、この方法でスクロールします。そうでない場合は、リストを一度にゆっくりスクロールします。
そのため、まずセーブゲームパネルのフォント、イメージ、レイアウトを設定し、一度にどれくらいのセーブデータを画面に表示できるか試して、その番号をNumberOfVisibleSaveフィールドに設定します。
警告:
NumberOfVisibleSaveフィールドに正しい数値を設定しないと、TRNGは実際に必要なすべてのセーブデータが画面に収まるかどうかを検証しないため、大きな混乱を招きます。
IGNOREと入力すると、同時にすべてのNumberOfSaveが画面に表示されます。つまり、NumberOfVisibleSaveフィールドとNumberOfSaveフィールドは同じ値になります。
SavegamePanelLayout(SPL_...)
このフィールドには、SPL_フラグを入力します。
SPL_値を入力すると、画面上の各フレームの位置を設定できます。
NG_Center【Reference】タブのSPL_フラグも参照してください。
つまり、スクリーンショットとセーブデータのリストを配置する位置を設定することができます。
情報フレームの位置も設定できます。
情報フレームには、現在選択されているセーブデータに関する情報が表示されます。
例えば、選択したセーブデータにシークレットの数や武薬の数を表示することができます。
この機会に次のフィールドの説明を見てください。
InfoFormatString
このフィールドには、情報フレームの書式設定を入力します。
情報フレームには、現在選択されているセーブデータについての情報が表示されます。

外部テキストを使用して書式設定を保存することをお勧めします。つまり、テキストファイルに書式を入力し、Scriptフォルダに保存します。
例えば、「Info_savegames.txt」という名前のファイルに書式設定を入力し、[ExtraNG]セクションに新しく「@Info_savegames.txt」というテキストを入力します。

この形式のテキストでは、特別なプレースフォルダ(格納場所)を使用してセーブデータの特定の値を通知することを忘れないでください。
すべてのプレースフォルダは丸括弧「()」で囲まれており、その名前は、セーブデータから読み取られた実際の値を認識して置き換えることができる固定名です。
例えば、Info_savegames.txtに次の行を入力するとします。括弧は半角文字をお薦めします。

Found Secrets (SECRETS)
Large Medipacks (L-PACKS)
Small Medipacks (S-PACKS)

ゲームでは、プレイヤーがリストからセーブデータを選択すると、そのセーブデータの情報が画面に表示されます。例えば、次のようになります。

Found Secrets   5
Large Medipacks 3
Small Medipacks 12

備考:見栄えをよくしたい場合は、「courier」や「new courier」のような固定幅のWindowsフォントを情報テキストとして選択することをお勧めします。Arialは、比例フォントです。

Found Secrets 5
Large Medipacks 3
Small Medipacks 12

プレースフォルダの完全なリストは次のとおりです。
(LEVEL-NAME)セーブデータ内のレベルの名前
(SAVE-NUMBER)セーブデータの連続した内部番号
(SECRETS)発見されたシークレット数
(L-PACKS)大型メディパックの数
(S-PACKS)小型メディパックの数
(FLARES)フレア数
(WEAPONS)このセーブデータに存在する武器のリストを表示します。次の備考のセクションの「1」の注を参照してください。
(GAME-TIME)ゲーム時間。次の備考のセクションの「2」を参照してください。
(DATE-TIME)現在のセーブデータがいつ作成されたか、または最後に変更された日付。形式はDD / MM / YYYY(HH:MM:SS)です。
(KM-DISTANCE)移動距離(Km)
(METERS-DISTANCE)移動距離のメートル(「3」を参照)

備考:

  1. 武器リストは長くなる可能性があるので、以下のような書式設定を使って行全体をこの値にする方が良いでしょう。
    Available Weapons:
    (WEAPONS)
    これで、リストは提供されるすべての武器情報を表示できます。
  2. ゲーム時間については、通常デフォルトのセーブゲームパネルのように、セーブデータリストに表示されます。セーブデータリストからゲーム時間を削除したい場合は、SPF_NO_TIME_IN_LISTフラグを追加します。
    この方法の利点は、幅の短いフレームでセーブデータリストを提供できることです。
    情報フレームから削除するには、書式設定から(GAME-TIME)を削除します。
  3. KMとメートルの2つの異なる値を持つ理由は、「km」と「メートル」という単語を入力できるようにする他、言語ファイルごとに異なる言語で入力できることです。
    例えば、Info_savegames.txtに次のように入力することができます。
    Distanza:(KM-DISTANCE) chilometri e(METERS-DISTANCE) metri.
    上記の例は、「kilometres」と「meters」の代わりに「chilometri」と「metri」という言葉を使用してイタリア語での距離の説明を示しています。
    ゲームではこうなります。
    Distanza: 2 chilometri e 43 metri
IdListWindowsFont
このフィールドには、WindowsFontコマンドのIDを入力します。ここでは、セーブデータのリストのテキストスタイルを設定します。
備考:
WindowsFontコマンドは、このコマンドの前に記述されている必要があります。
IdInfoWindowsFont
このフィールドには、WindowsFontコマンドのIDを入力します。ここでは、選択したセーブデータの情報フレームのテキストスタイルを設定します。
情報が非常に多くなる可能性があるので、すべての情報を確実に表示するために、小さなフォントを使用する必要があります。
備考:
WindowsFontコマンドは、このコマンドの前に記述されている必要があります。
InTitleWindowsFont
このフィールドには、WindowsFontコマンドのIDを入力します。ここでは、パネルタイトルのテキストスタイルを設定します。つまり現在の言語に従って「ゲームを保存」または「ゲームを読み込む」というテキストが表示されます。
備考:
WindowsFontコマンドは、このコマンドの前に記述されている必要があります。

関連項目

ColorRGB=WindowsFont=NG_Center【Strings】タブでEnglish.txtを編集