NGLE講座

■LaraStartPos=

サンプルレベル

特にありません。

構文

LaraStartPos=RoomOfLSP, OcbOfLSP

記述場所

[Level]セクションで使用します。

インスタンスの最大値

特にありません。

使用例

:部屋番号10にあるLARA_START_POSのOCB「0」から開始する。
LaraStartPos=10,0

機能概要

ララの開始位置を強制します。
このコマンドを使用すると、ララの開始位置をLARA_START_POSオブジェクトが配置されたルームやLARA_START_POSオブジェクトで指定したOCBと同じ位置に強制することができます。

このコマンドの主な目的は、スクリプト内の2つ以上の[Level]セクションで同じtr4ファイルを指定できることです。この場合、[Level]セクションごとに異なる開始点を設定して、プレイヤーに異なるレベルであるかのように感じさせることができます。

記述時の注意点・備考

以前のLARA_START_POSはプレイ中に動作していたため、開始位置はいつも同じでした。
ところが、[Level]セクションごとに開始位置を書くことができるようになったので、同じレベルでも開始位置を変更することができます。
使い道が今一つはっきりしないのですが、おそらく、レベルを複数選択出来るようScript.txtの[Option]セクションに「PlayAnyLevel=ENABLED」を設定し、このコマンドを使用します。
すると、同じtr4ファイルであっても選択ごとに開始位置を変更することができます。
LARA_START_POSオブジェクトと一緒に使用するので、混乱しそうですが、LARA_START_POSオブジェクトとは別物です。

各フィールドの説明

RoomOfLSP: このフィールドには、レベルを開始したい場所にLARA_START_POSオブジェクトを置いた部屋番号を入力します。
レベルで1つしかないLARA_START_POSオブジェクトのOCBを次のフィールドに入力する場合は、このフィールドを省略してIGNOREと入力します。
OcbOfLSP: このフィールドには、ララがレベルを開始するLARA_START_POSオブジェクトのOCBを入力します。
直前のフィールドに有効な部屋番号を入力していて、その部屋にLARA_START_POSオブジェクトが1つしかない場合は、この値を省略してIGNOREと入力します。