NGLE講座
■_NEW WaterfallMist
NGLEでは新しく_NEW WaterfallMistが追加されました。
サンプルレベル
特にありません。
設定時の注意点
_NEW WaterfallMistといっても実際はTRLEのWATERFALLMISTオブジェクトを使用します。
WATERFALLMISTオブジェクトはヌルメッシュオブジェクトです。
そのため設置方法もTRLEのWATERFALLMISTと変わりません。
セーブデータをロードすると有効化したはずのWATERFALLMISTが消えるというバグがあります。再度有効化すると表示されます。
設置方法
- wadにWATERFALLMISTを追加します。
- マップにWATERFALLMISTを配置します。先の尖っていない方にミストが出ます。
- WATERFALLMISTのトリガを設置します。
- prjファイルをセーブし、コンバートします。
- ゲームを起動し、WATERFALLMISTが動作していることを確認してください。
OCBの値
NG_Center【Tools2】タブにあるOCB電卓を使用して、このオブジェクトのOCBを計算できます。このツールを使用すると、正しいOCBを簡単に計算できます。
TRLEでは、WATERFALLMISTにOCBはありませんが、TRNGでは、ミストを放出するためにOCBを追加することができます。
備考:
OCBに「0」を入力すると、TRLEと同じになります。
OCBの値は以下の式の値を入力します。
(NumberOfBalls-1)+ EmitMode * 4 +(SizeBall-1)* 16 +(EmitDurate-1)* 256 + ColorIndex * 4096 + CenterSquare
上の式の意味を理解するには、以下の説明を読んでください。
- NumberOfBallsの値(デフォルト=4)
- 発生源を設定します。有効範囲は1から4です。
ミストは、1つのスクエアの側面を覆うように一直線に並んでいます。
より短い範囲にミストを出すには、この番号を減らします。(例えば、1または2) - EmitMode(デフォルト=0)
発生間隔を設定します。有効範囲は0から3です。
4つの発生モードがあります。0 =通常発生モード。TRLEと同じです。ライトスプレーのように見えます。
1 =低速発生モード。発生と次の発生との間の休止時間が長くなります。
2 =高速発生モード。発生はほぼ継続し、ミストは濃いミストになります。見た目はほぼ「1」と同じ。
3 =ランダム発生モード。発生間隔がランダムに変化します。浜辺や急流の波の霧をシミュレートするのに便利です。- SizeBall値(デフォルト=12)
- ミストの単一のサイズおよびミストのしぶきの長さを設定します。有効範囲は1から16です。
- EmitDurate値(デフォルト=6)
- ミストの寿命を設定します。有効範囲は1から16です。
大きい値を入力すると泡のようなゆっくりとしたミストになります。 - ColorIndex値(デフォルト=0)
TRLEでは、色は薄灰色だけでしたが、NGLEでは8種類の色(範囲0から7)から選択できます。
0 =ライトグレイ(Red:128,Green:128,Blue:128)
1 =水色(Red:128,Green:255,Blue:255)
2 =イエロー(Red:236,Green:252,Blue:19)
3 =白(Red:255,Green:255,Blue:255)
4 =ダークグリーン(Red:15,Green:93,Blue:76)
5 =赤(Red:255,Green:0,Blue:0)
6 =青(Red:0,Green:0,Blue:255)
7 =ライトグリーン(Red:0,Green:255,Blue:0)- CenterSquare値(デフォルト=0)
TRLEでは、ミストはスクエアの中心ではなく、先の尖っていない方に表示されます。
スクエアの中心にミストを作成したい場合は、値32768を追加します。0 =スクエアの側面にミストを表示したいとき
32768 =スクエアの中心にミストを表示したいとき
セーブデータをロードすると有効化したはずのWATERFALLMISTが消えるバグ修正
NGLEで修正されたTRLEのバグを参照してください。