TRLE Level BOX
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NGLE講座

■_NEW Pushable Object

ngle0270.jpg
NGLEでは新しく_NEW Pushable Objectが追加されました。

サンプルレベル

特にありません。

設定時の注意点

_NEW Pushable Objectといっても実際はTRLEのPUSHABLE_OBJECTオブジェクトを使用します。
そのため設置方法もTRLEのPUSHABLE_OBJECTと変わりません。
ただし、TRLEと違いPUSHABLE_OBJECTの移動先にアイテムがあると移動できないようです。

設置方法

  1. wadにPUSHABLE_OBJECTを追加します。
  2. マップにPUSHABLE_OBJECTを配置します。
  3. prjファイルをセーブし、コンバートします。
    ゲームを起動し、PUSHABLE_OBJECTが使用できることを確認してください。

OCBの値

NG_Center【Tools2】タブにあるOCB電卓を使用して、このオブジェクトのOCBを計算できます。このツールを使用すると、正しいOCBを簡単に計算できます。
次の値を1つ以上を追加して、対応する機能を設定することができます。

0-31
オブジェクトの衝突の高さ。
1クリック=1ユニット単位のため、PUSHABLE_OBJECTの高さ4クリックを設定するには、4を入力します。
こうして高さ7クリックのPUSHABLE_OBJECTを作成することができます。
OCB「64」と組み合わせるとPUSHABLE_OBJECTの上に立つことができます。
例えば高さ4クリックのPUSHABLE_OBJECTの上に立つには64 + 4 = 68を入力します。
32
このPUSHABLE_OBJECTオブジェクトは、落下させることができます。
この値は単独では機能しません。OCB「64」と組み合わせる必要があります。
例えば高さ4クリックのPUSHABLE_OBJECTを落下させるには64 + 32 + 4 = 100を入力します。
この機能の使用には注意が必要です。
段差から落ちる時にPUSHABLE_OBJECTは回転し、落下した後のPUSHABLE_OBJECTは回転した後の状態になります。
回転結果が不自然になる場合の対処法。
PUSHABLE_OBJECTオブジェクトの4つの側面に同じテクスチャを貼り、上部のテクスチャにオブジェクトが回転したことがわからないようなテクスチャを貼る。
OCB「512」または「1024」を有効にして、ある方向(東西または南北)の移動を禁止し、回転結果が不自然にならないよう、PUSHABLE_OBJECTをマップに配置する。
備考:
PUSHABLE_OBJECTオブジェクトが落下した先にSHATTERオブジェクトがあると破壊します。
この場合、SHATTERオブジェクトは落下前のPUSHABLE_OBJECTオブジェクトとは違う部屋に配置する必要があります。
PUSHABLE_OBJECTオブジェクトが落下した先に敵がいると倒します。
この場合、敵と落下前のPUSHABLE_OBJECTオブジェクトは同じ部屋でも構いません。倒せない敵(MUMMYとか)もいます。
PUSHABLE_OBJECTオブジェクトを押し続けて落下させた場合、押している最中にHEAYVトリガがあっても機能しません。落下させる前にPUSHABLE_OBJECTオブジェクトを押すのを止める必要があります。
64
PUSHABLE_OBJECTに新しい機能の追加を有効にします。
64の値を追加した場合にのみ、特別なOCB機能が動作します。
これは、「Lost Library」のPLANET_EFFECTとの互換性を保つためです。
PLANET_EFFECTと一緒に使いたいときは、64の値を入力せず、異なる5つのPUSHABLE_OBJECTに1から5のOCBだけを入力しなければなりません。

NGLEで追加された新しい機能は以下のとおり。
128 =引くのを禁止する。(OCBには64 + 128 = 192を入力)
256 =押すのを禁止する。(OCBには64 + 256 = 320を入力)
512 =東西の移動を禁止する。(OCBには64 + 512 = 576を入力)
1024 =南北の移動を禁止する。(OCBには64 + 1024 = 1088を入力)
2048 =西から登る。(OCBには64 + 2048 = 2112を入力)
4096 =北から登る。(OCBには64 + 4096 = 4160を入力)
8192 =東から登る。(OCBには64 + 8192 = 8256を入力)
16384 =南から登る。(OCBには64 + 16384 = 16448を入力)

登る機能については、PUSHABLE_OBJECTの高さを少なくとも8クリックにする必要があります。
ララがウォールクライムの状態にならないとPUSHABLE_OBJECTオブジェクトを壁のように登れません。

備考:
TRLEのようにしたいのであれば、OCBから64の値を省略するか、「0」のままにします。
TRAPDOOR上の通過可能な床にHEAYVトリガを設置して有効にする場合も「0」のままにします。
押す/引くまたは特定の方向を禁止するような特別な機能が必要な場合でも、PUSHABLE_OBJECTオブジェクトの上を歩くことができないようにするには、高さの値に「0(ゼロ)」を入力して、望んだ機能のOCBを入力します。

HEAYVトリガ

EnemyコマンドのNEF_EASY_HEAVY_ENABLINGやParametersコマンドのFMOV_HEAVY_ALLコンスタンツでHEAYVトリガを有効にすることが出来ます。
バージョン1.3.1.0で可能。それ以前のバージョンについては不明です。