TRLE講座
■レベルジャンプ編
ここではレベルジャンプについて書いています。
レベル間を行き来させるには
マニュアルの手間をかける価値があるその他のクールな機能を参照してください。
ここにはジャンプ先のレベル番号を入力します。
タイトル用のレベルは「0」
1番目のレベルは「1」
2番目のレベルは「2」
といった具合です。
(ここでの順番は自分でジャンプさせたい順番ではなくScript.txtに書かれている順番です。)
40を入力するとゲームの初期画面に戻ります。
ここにはLARA_START_POSのOCBの入力値を入力します。
ジャンプ先にLARA_START_POSを使用していない場合は「0」のままで構いません。
その場合、ララが配置されている場所にジャンプします。
レベルジャンプ時の注意点
ララが身動きできなくなります。
消失しないようジャンプ先にもジャンプ元と同じオブジェクトが必要です。
そうしないとレベルジャンプ時にゲームが強制終了します。
レベルごとにララのアニメやメッシュが異なる場合はScript.txtでResetHUB行を有効にします。
また所持していたキーアイテムも消えてしまうので注意してください。
ただし、QUEST_ITEMは消えてなくならないようです。
レベルジャンプのチェック時にはセーブデータを最新の状態にするか、削除してチェックしてください。
LARA_START_POS
マニュアルの一般的なwadデータを参照してください。
1レベル内でOCBの入力値が重複しないよう注意してください。
ジャンプした際、混乱の原因となります。
1レベル内でレベルジャンプさせる方法
通常は複数のレベルで使用されるLARA_START_POSですが、1つのレベルの中をレベルジャンプさせることができます。
ロード中のバーが表示されるのでTR5のように瞬間移動とまではいきませんが。
以下、その手順。
- LARA_START_POSを設置し、OCBに「1」を入力します。
- もう一つ違う所にLARA_START_POSを設置し、OCBに「2」を入力します。
- LARA_START_POS(OCB1)の近くにFINISHトリガを設定します。
FINISHの文字の隣の欄に現在のレベルの数値を入力します。
Timerフィールドには2を入力します。 - LARA_START_POS(OCB2)の近くにFINISHトリガを設定します。
FINISHの文字の隣の欄に現在のレベルの数値を入力します。
Timerフィールドには1を入力します。
ポイントは
- FINISHの文字の隣の欄がジャンプ先のレベルに対応している。
- TimerフィールドがLARA_START_POSのOCBの値に対応している。
です。
これで、FINISHトリガを踏む度レベルがロードし直され、ララが1レベル内を動きまわることができます。
部屋を接続しないで小さなレベルを跨ぎたい時とかFlyByでトリガさせるとか応用がいくつか考えられます。
レベルスキップをさせない方法
以下の方法は連作レベルでのみ使用できます。1レベルではプレイできなくなります。
また、連作レベルの最初のレベルでもプレイできなくなりますので注意してください。
ボーナスレベルのみプレイできなくしたり、連作レベルを途中からプレイできなくする時に使います。
以下、その手順。
- レベル内のどことも接続されていない部屋にララを配置します。
- 同じ部屋にLARA_START_POSを配置します。
- LARA_START_POSのOCBの値に「1」を入力します。
- 実際にゲームを開始する部屋にLARA_START_POSを配置します。
- LARA_START_POSのOCBの値に「2」を入力します。
- このレベルへ来るための前のレベルにあるFINISHトリガのTimerフィールドに「2」を入力します。
これで前のレベルをクリアしないとプレイできなくなります。
Script.txtを変更してもプレイできなくなるので連作レベルを製作する際は最後に上記の手順を行うようにしてください。