NGLE講座
■マップ内の単位
-マップ内の単位-
スクリプトコマンドの説明を読んでいると1ユニット単位という単語がしばしば登場します。
そこで、1ユニット単位を説明しておこうと思います。
Metasequoiaでオブジェクトのメッシュを変更したことがある方ならわかると思うのですが、TRLEやNGLEでは1クリックが256ユニット単位になります。
そのため1スクエアは1024x1024の正方形になります。
1セクターは1024ユニット単位になります。
オブジェクトの移動などでよく使われる単位なので、覚えておいてください。
-フレームレート-
スクリプトコマンドの説明を読んでいるとフレームレートという単語がしばしば登場します。
そこで、フレームレートを説明しておこうと思います。
信号機を想像してみてください。
黄色の点滅の間隔が今より短かいとしたら、黄色は点滅しているようには見えませんね。
ゲーム内でも同じようなことが起こっています。
一番馴染みがあるのが水の部屋の水面です。
水面が波打っているようにみえるのは水面のテクスチャがある一定の速さで変化しているからです。
Tbuilderを使うともっとよくわかると思うのですが、以下のようなテクスチャを右クリックでドラッグするとアニメーションされます。
そして、Tbuilderの【Animation】タブで速度を変更するとアニメーションの速度は遅くなります。
1スクエアに複数のテクスチャが順番に表示されているのがわかると思います。
この速度のことがフレームレートだと思ってください。
また、フレームレートと共によく出てくる単語にfps(frame per second)というのがありますが、これは言葉通り1秒間にフレーム(テクスチャ)がいくつあるかということです。
通常はフレームレート30fpsになっています。つまり、1秒間に30フレーム表示されているということです。
この速度をNGLEから細かく設定できるようになりました。
その他、ゲーム自体のフレームレートも変更できるようになりました。
レベルを多くプレイしている方は経験あると思いますが、ある部屋に入ると急にララの動きが遅く感じることがあります。これもフレームレートが影響しています。
非力な(VRAMが少ない)PCでは処理が追いついていないので、ララの動作が重くなってしまうのです。
そういった問題を解消するためフレームレートの速度を予め遅くしておくというようなこともできます。
-色の指定-
スクリプトコマンドの説明を読んでいると色の指定を行う場合があります。
そこで、色の説明しておこうと思います。
TRLEで照明を設置したことのある方、あるいはPhotoshopで色の指定をしたことのある方はすぐにわかるとおもうのですが、色はR(赤)、G(緑)、B(青)の三原色の組み合わせで指定することができます。
スクリプトコマンド(ColorRGB、Fog、Layer1コマンドなど)でも同じようにRGBで指定します。例えば、白はRGBが全て255になります。
参考までに主な色の指定は以下の通り。
色 | R | G | B |
---|---|---|---|
白色 | 255 | 255 | 255 |
赤色 | 255 | 0 | 0 |
緑色 | 0 | 255 | 0 |
青色 | 0 | 0 | 255 |
黄色 | 255 | 255 | 0 |
水色 | 0 | 255 | 255 |
桃色 | 255 | 0 | 255 |
黒色 | 0 | 0 | 0 |