TRLE Level BOX
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NGLE講座

■ビッグテクスチャ

NGLEからビッグテクスチャ(縦横128x128ピクセルのテクスチャ)に対応しました。
ビッグテクスチャを説明する前にv49プロジェクトとv50プロジェクトについて説明します。

v49プロジェクト
TRLEおよびNGLEで作成されたprjファイルのこと。
ビッグテクスチャにはアニメーション、バンプマップ、サウンドエフェクトの効果が適用されない。
v50プロジェクト
ビッグテクスチャのみに対応したprjファイルのこと。
MapConverterからv49プロジェクトを変換して作成する。
変換後は64x64ピクセルのテクスチャは使用できなくなる。
ビッグテクスチャにはアニメーション、バンプマップ、サウンドエフェクトの効果が適用される。
NGLEでのみ編集が可能。TRLEでは動作保証なし。

v49プロジェクト上でのビッグテクスチャの貼り付け

  1. エディタウィンドウパネルの『Face Edit』ボタンをオンにします。
  2. エディタウィンドウパネルの『Big Texture』ボタン(またはCtrl B)をオンにします。
  3. テクスチャパネルの選択が64x64ピクセルサイズから128x128ピクセルサイズに変更になります。
    ngle0203_01.jpg
  4. テクスチャパネルから貼り付けたいテクスチャを選択してマップに貼り付けます。

その後のテクスチャに関する操作は、64x64ピクセルと変わりません。
注意事項

テクスチャパネルで選択できる範囲は決まっているため、範囲をまたぐ画像は選択することができません。
ngle0203_02.jpg
上図では緑の線までしか選択することが出来ないため、緑の線をまたぐ画像は選択できない。
選択したい場合は、Tbuilderなどのtgaファイル編集ツールで選択できるようtgaファイルを編集する必要があります。
本来64x64ピクセルで貼り付けていた箇所に、128x128ピクセルのテクスチャを貼るため、画像の細部は荒くなります。つまり、128x128ピクセルの画像が64x64ピクセルの画像に縮小されているのと同じことになります。
ビッグテクスチャを貼ったv49プロジェクトをMapConverterでv50プロジェクトに変換する際は注意が必要。MapConverterで上手く変換できないかもしれません。よくわかっていません。

v50プロジェクト上でのビッグテクスチャの貼り付け

  1. v49プロジェクトをMapConverterを使いv50プロジェクトに変換します。
  2. v50プロジェクトをNGLEで開きます。
  3. テクスチャパネルの選択が最初から128x128ピクセルサイズに変更になり、『Big Texture』ボタンは赤く表示され解除できません。
  4. テクスチャパネルから貼り付けたいテクスチャを選択してマップに貼り付けます。

その後のテクスチャに関する操作は、64x64ピクセルと変わりません。
注意事項

本来64x64ピクセルで貼り付けていた画像をMapConverterで128x128ピクセルに拡大したにすぎません。画像はぼやけたような感じになります。細部を鮮明に表示するには、128x128ピクセルで作られている新しいtgaファイルを読み込み、64x64ピクセルで貼られていたテクスチャを128x128ピクセルのテクスチャで貼りなおす必要があります。
v50プロジェクトをMapConverterでさらにv50プロジェクトに変換することは出来ないようです。
MapConverterでの動作保証外だと思われます。

関連項目

MapConverter