NGLE講座

NGLEではテクスチャに関するルーム情報がいくつか追加されました。

ルーム情報ボックスの内容

Textures：

tgaファイルにあるテクスチャタイルの数。
マップの中で使用／未使用に関係なく、tgaファイルを読み込むだけでも増減します。
64x64ピクセルのテクスチャが4つで横256ピクセルのtgaファイルとなるので、
縦横256ピクセルのtgaファイルを読み込むとこの値は16になります。

このtgaファイルをNGLEで読み込むと、

となります。

Texinfos：

マップで使用されたテクスチャの数。
NGLEを起動した時点ですでに256となっています。
予めNGLEが予約して、64x64ピクセルのテクスチャなら256タイルは使えるようになっています。
（横256ピクセルのtgaファイルなら、縦4096ピクセルのファイルをすでに読み込んでいるのと同じ。）
そのため、64x64ピクセルのテクスチャなら、256タイルまではいくらマップにテクスチャを貼ってもこの値が増えることはありません。

この値が増加するのは以下の2点。

• 64x64ピクセルのテクスチャを256タイル以上貼った時。
• 1から3クリック幅のテクスチャを貼った時。

例えば：

のようなテクスチャを貼ったとします。すると、

この値が増えます。

その後レベル作成中に、新しく違うテクスチャを貼ったとします。すると、

本来、この値は増えないはずのですが、増えていきます。

このように、この値は減ることがなく、増え続けます。
すでに使用しているテクスチャで上書きしても、TRLEにもあった「Clear Room」でも、「Undo」でも、
NGLEからある「Clear Floor Selected Textures」でも、「Clear Ceiling Selected Textures」でも減ることはなく、
この値を削除できるのは「Texture」メニューの「Remove Unused Tail Infos」を実行したときだけです。
何かの操作（詳しい事はわかっていません）を行って値が減らない場合は部屋を削除して、Remove Unused Tail Infosを実行するしかありません。この値が256を越えた時は注意してください。

Current Texture：

選択したテクスチャのテクスチャパネルでの位置ID。
以下のような順に番号が割り振られています。

実際にテクスチャパネルからいろいろなテクスチャを選択していくと、この値が変更されるのがわかると思います。

この値を利用するのは「Texture」メニューの「Substitute Textures」を実行するときです。