11. プロジェクトファイルとレベルコンバージョン

ルームエディタで実際のプロジェクトファイルを開く:

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- CTRL + Lまたは[Last Projects]ボタン(TRLEの[Load Objects]ボタンに該当):最近使用したプロジェクトを開きます。
- [Reload last project at start]([NGLE Settings]の項目にある):この項目をチェックするとルームエディタの起動と同時に、最後に開いたプロジェクトが開きます。ただし、 autosave.prj がある場合には autosave.prj を開くかどうか聞いてくるので、「No」を選択すると最後に開いたプロジェクトが開きます。

ルームエディタでのバックアップ手順:

- [Remove 'autosave.prj' with normal exit]([NGLE Settings]の項目にある):この項目をチェックするとウィンドウの「X」をクリックして、ルームエディタを閉じると autosave.prj が削除されます。
- プロジェクトのバックアップファイル(プロジェクトファイルと同じフォルダに保存されます):

= [Auto-Backup]([NGLE Settings]の項目にある):この項目の設定にしたがって自動的にバックアップファイルが作成されます。または、
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= 手動でバックアップファイルを作成するには、[Backup Project]ボタンをクリックしてください。(エディタはクラッシュ直前に、バックアップの作成を促します。)この時のバックアップは上手く開けない場合があります。

レベルコンバージョン:

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- 「通常」のコンバート手順(プロジェクトの保存、WADの出力)を実行する必要はありません。[Play]または[Exit&Play]ボタンをクリックするとルームエディタが自動に行います。
(違い:[Play]ボタンはエディタを最小化します。[Exit&Play]ボタンはエディタを終了します。)
- [Save image of map after output wad command]([NGLE Settings]の項目にある):この項目をチェックするとWADを出力した後、2Dマップの画像がTRLEメインフォルダに作られます。( Last_2dMap_PRJファイル名.bmp などのように)例えば catacomb.prj なら Last_2dMap_catacomb.bmp となります。
- レベルコンバータの新機能:

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= [Statistics]ボタン:出力情報に関するTXTログファイルを開きます。
= [Crypt Tr4 Files]オプション:まだ有効ではありません。原文では有効ではないとなっていますが、TR4ファイルを暗号化する機能として有効です。

技術情報:

- 「ルームエディタ」タイトルには、プロジェクトを開くと使用中のTRNGのバージョンと開いたプロジェクトのパスが表示されます。
- ゲームの[Select Level list]で「MISSING」のエラーメッセージが出た場合は、スクリプトの[Level]ブロックにあるTR4ファイルがないことを意味しています。


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