18. 照明、霧、吸い込みや特殊視覚効果

ルームエディタの機能:

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- [Effects](Room Info Box内の項目):配置されている照明と霧の数とその最大値を示しています。
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- ([Object Tint]、[Ambience]、[Colour]にある)赤/青/緑の「+」ボタンと「-」ボタンの間のボックスをクリックするか、[X]、[Y]、[Len]、[Cut]、[Int]、[Out]ボックスの「<」ボタンと「>」ボタンの間のボックスをクリックして照明の値を入力します。ボタンだけでなく値も入力できます。

吸い込みバルブを有効にする新しい方法:

吸い込みバルブを有効にする「従来の方法」の代わりにA46を使用することができます。 - 注:

- A46を配置しないでください。TriggerGroupにエクスポートして使います。従来のように配置することも可能です。
- TriggerGroup(F118)を開始するためのトリガは、「コンテニュー」モードでなければなりません。原文の「マルチ」モードは誤り。ちなみに、
シングルモードは、コマンドオンリー。つまりTriggerGroup内に実行トリガのみの場合?
マルチモードは、TriggerGroupにcondition(トリガ)が含まれている場合。
コンティニューモードは、停止させるまで実行し続ける。
(そう、吸い込みはトリガされた後は継続的にララを吸いこみ、トリガは何度も何度も起動されます。)
ララが(吸い込みのための)トリガの上にいる必要はありません - 吸い込みが有効になった後は。
そう、それは他の方法で吸い込みをオフにする必要があることを意味しています。
- 例えば、フリップマップで切り替えて吸い込みバルブを削除したり、F192トリガを有効にして「コンテニュー」モードで動作しているTriggerGroupsを停止します。原文の「マルチ」モードは誤り。

色を定義するトリガまたはスクリプトコマンド:

ColorRGBスクリプトコマンドのRGB値で色を定義します。
一部の機能は、RGB値で定義された色を使用するためのコマンドID番号と関連付けられています。
ColorRGBコマンドの使用法

= スクリプトコマンド用:Customize(CUST_BARまたはCUST_DARTSコンスタンツと一緒に)、Parameters(PARAM_COLOR_ITEMまたはPARAM_SHOW_SPRITEコンスタンツと一緒に)、WindowsFontとか
= トリガ用:F152、F154、F155、F291。

注:スクリプトでは常にColorRGBコマンドの機能を使うコマンドの上にColorRGBコマンドを配置します。
- 例えば:WindowsFontコマンドでColorRGBを使用する場合は、必ずこの順序で記述します。:

ColorRGB= ….
WindowsFont= …

視覚範囲:

視覚範囲の向こうでは、遠くのテクスチャが見えません。
WorldFarViewスクリプトコマンドは、ゲーム全体に新しい視覚範囲を定義します。
LevelFarViewスクリプトコマンドは、指定したレベルにだけ新しい視覚範囲を定義します
F159は、ゲーム中に視覚範囲を変更します。

霧の機能:

- プレイヤーがセットアップで[Volumetric FX]をオンにしているかわからないので、霧の電球機能を強制的にオンまたはオフにするForceVolumetricFXスクリプトコマンドを使用します。
- F61は、セットアップで[Volumetric FX]をオンにしたのと同じ働きをし、F62は、セットアップで[Volumetric FX]をオフにしたのと同じ働きをします。このトリガで霧の電球やディスタンスフォグの切り替えが出来ます。
- FogRangeスクリプトコマンドは、ディスタンスフォグの始点と終点を再定義します。
F194やF227は、ゲーム中に(即座に)その範囲を変更します。
- 始点/終点をカスタマイズするための特別なトリガ:

= F195は、指定した時間に始点を徐々に新たな距離に変更します。
= F228やF229は、始点/終点を一定の距離間隔でずっと変更し続けます。F230は、それを停止します。
= F196は、始点を新旧の間でずっと変更し続けます。F198は、それを停止します。

- TRLEでは、Fogスクリプトコマンドは霧の色を定義するために使用されていました。:F28 OldFlipトリガは霧の電球のため、F224は、ディスタンスフォグの色ために使用します。
- F197は、フォグタイプを有効/無効にするための特別なトリガです。どのように動作するかを理解することは容易ではありません。例えば、同時に霧の電球とディスタンスフォグの両方をオフにすることができます。
- F226は、霧の電球の見え具合をカスタマイズします。(視覚範囲を狭く設定すれば、それらが有効になっているにもかかわらず、一定の距離から見えることはありません。)
- CustomizeスクリプトコマンドでCUST_FIX_WATER_FOG_BUGコンスタンツを使用します。(光ってはならないテクスチャを霧が照らすようなときに)それを修正します。
- F225は、Fogトリガを使用不可能にします。

空のレイヤー:

- F150は、レイヤ1またはレイヤ2を適用/削除します。
- F152は、すぐにレイヤ1またはレイヤ2の色を変更します。 (色を定義するためにはColorRGBスクリプトコマンドを使用します。)
- F153は、すぐにレイヤ1またはレイヤ2の雲の速度を変更します。速度のみ変更可能。原文が誤り。
- F154は、徐々にレイヤ1の色を変更します。F155は、レイヤ2で同じことします。(色を定義するためにはColorRGBスクリプトコマンドを使用します。)

雷と雷鳴:

- F151は、雷/雷鳴機能のオン/オフを切り替えます。
- F359は、雷のための「開発中」のトリガなので、当分の間、使用できません。

特殊な照明効果:

F355は、一定の時間画面にカラフルな「光の爆発」を作成します。(爆発が無限に続くようであれば、F356で、それを削除してください。)


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