20. カメラ
従来のカメラのカスタマイズ:
- CustomizeスクリプトコマンドのCUST_CAMERAコンスタンツで、基本的な(追跡、戦闘、見回し)カメラをカスタマイズすることができます。(いくつかの機能についてはFCAMコンスタンツを参照してください。)
ParametersスクリプトコマンドのPARAM_SET_CAMERAコンスタンツでも、追跡、戦闘、見回しカメラをカスタマイズすることができます。(いくつかの機能についてはFSCAMコンスタンツを参照してください。)しかし、カスタマイズは、レベルの特定のセクションでだけ有効です:
F214は、カスタマイズで指定した時間だけ適用されます。「永遠」の設定でカスタマイズを有効にした場合、F215でそれを無効にします。
- CustomizeスクリプトコマンドのCUST_ESCAPE_FLY_CAMERAコンスタンツで、指定したフライバイシーケンスを任意のキーによって中断することができます。
- CustomizeスクリプトコマンドのCUST_PAUSE_FLY_CAMERAコンスタンツで、指定したフライバイシーケンスを任意のキーによって一時停止することができます。
- CustomizeスクリプトコマンドのCUST_TEXT_ON_FLY_SCREENコンスタンツで、フライバイシーケンスの最中でも、画面にテキストが表示されます。
新しい方法での従来のカメラの使用:
- F121は、戦闘や見回しカメラを無効にします。F122は、それを有効にします。
- 従来の方法でカメラ/固定カメラを有効にするトリガの代わりにA41を使用できます。 - 二つのこと:
= A41を配置しないでください。TriggerGroupにエクスポートする形でのみ使用します。
= ララが、このTriggerGroupのトリガスクエアを離れても、カメラ(固定も)がオフに切り替わりません。なので、このカメラにタイマーを設定するか、(固定でなく普通のカメラでのみ有効ですが)オフにするため見回しキーを押すか武器を構える必要があります。
- A42は、CAMERA_TARGETオブジェクトの代わりにカメラのターゲットを定義します。 - そう今では(TRNGにアップグレードした今では)どんな動的オブジェクトでも可能です。動いている敵でさえ。(A42はエクスポートトリガとしてのみ正常に動作します。- TriggerGroup内の同じカメラのA41トリガの前に配置されてさえいれば!)
- A45は、「従来の方法」の代わりに、フライバイカメラシーケンスを開始/停止するために使用可能です。 (シーケンスが終了してララがトリガの上に立っていても、シーケンスはループしません。)
新しいカメラの効果:
- いわゆる「追跡」カメラは、カメラ位置(上下、東西南北)のいずれかが固定されているものの、ララを追跡するカメラまたは固定カメラです。決して従来の方法でこれらのカメラを起動しないで下さい、常にTriggerGroupでA41を使用します。(床に設置した通常のカメラトリガにF119を重ねても機能するようです。) F119は、追跡カメラのタイプを定義します。 F119はTriggerGroupのスターターであるF118のトリガと重ねておく必要があります。
F118はエクスポートしたトリガを一つにまとめておくことができるため、スターターとここでは呼んでます。F118を起動すれば、そこに含まれている全てのトリガが順次実行されていきます。(あるいはF119を床に設置せずに、エクスポートしてカメラと同じTriggerGroupのA41の前に記述して使用する方法もあります。)
追跡カメラを「永遠に」動作するように設定した場合、それを停止するためにF120を使用します。(また、これらのカメラを停止するには、「古き良き」機能を試すことができます。例えば、固定カメラでない場合、ララが武器を抜くと、それは停止することがあります。) - とはいえ、このトリガは、どんな(固定)カメラでもスイッチをオフにすることができます。追跡カメラのターゲットがララでない場合、A42で定義します。
- カメラまたは固定カメラは、ターゲットを表示するいくつかの特殊効果を持つことができます。決して従来の方法でこれらのカメラを起動しないで下さい、常にTriggerGroupにA41(常にタイマーを設定して!)を使用します。
F123は、必要な効果を定義します。 F123は、A41が含まれているTriggerGroupに入れる必要があります。
そのTriggerGroupでは常にA41の後にF123を配置します。(F123は床に設置しても、TriggerGroupのA41の前に配置しても機能するようです。)
これらのカメラの効果を停止するには、すでにA41トリガの説明で書いた方法を使用します。カメラのターゲットがララでない場合、A42で定義します。
- スタンバイカメラ効果は追跡カメラによってもたらされる特別な効果です。
その効果を定義するには、StandByスクリプトコマンドを使用します。(効果の種類を定義するためにはTSBコンスタンツを参照してください。いくつかの他のプロパティを定義するためにはFSBコンスタンツを参照してください。) - プレーヤーが任意の時間キーを押さなければ自動で開始するので、ID 1のスタンバイは特別なStandByです。
他のID番号のスタンバイカメラ効果は指定した時間だけ、F346で有効になります。