製作秘話
■製作秘話
お暇でしたら
今回のレベル製作で感じたことを製作順にメモ代わりにいくつか書いておきます。
レベル製作の一助になれば幸いです。
■製作当初:
Dracula Houseの続編。
あたらしく舞台を考えるのが面倒なのと、wadやテクスチャの使い廻しが出来るのでDracula Houseの続編という形にしてみました。
同じwadで違うマップを試してみるのも理由の一つです。
最後は前作同様タイムスリップさせる形にしてあります。続編ということで前作作りたくて作ったプールに意味を持たせてみました。
少女時代のララを使用。
少女時代のララが1作では物足りないのでもう1作作ってみました。
広いマップ。
1作目以降いつもマップを広くするとエラーが頻発していたのですが、WADMergerを最新にしたためか、
TRLEのXP用パッチを当てたためかその頃からトラブルが発生しなくなったので、思い切って広いマップに挑戦してみました。
特にトラブルも発生していないので、これまでのトラブルはゲームエンジンに負荷が掛かっていたのかも?
水中回廊。
水中回廊にすれば広いマップも単調ではなくなるかと思い作ってみました。
本作に取り組む前に2作目「Escape From The Ship」をリメイクしていたというのも作って見たくなった理由の一つです。
1レベルでマップを往復する距離を長く、広く。
広いマップに挑戦したため必然的に移動距離が長くなりました。これまで自分がタブー視していたものへの挑戦です。
ですが、癖という奴でしょうか?視界限界ばかりを気にしてマップを作っていたので、
あまりに通路が長いと気持ちが悪くジグザグにしたり、短くしたりしました。
視界限界でマップが暗くなるのが嫌だったという事も原因の一つです。
ジャンプする足場の下に別の通路。
アイデアとしては面白いと思っていたのですが、自分の演出力不足で中途半端な感じです。
カメラアングルとかマップの構成なども検討すべきだったかも。
シークレットの前を行ったり来たりさせる。
すでに12作目「Blue Kingdom」でもやっていますが、改めてやってみました。
自分の演出力不足で中途半端な感じです。
全体的に廃墟な感じの建物。
造形力が向上しないと難しいのですが、いくつか廃墟な感じが出ているかと思います。
見晴らしのいい足場。
TRシリーズを解析していないと気がつきませんが、TRのマップは必ず見晴らしのいい足場があります。
それを取り込んで見ようとしましたが、今ひとつでした。
部屋を明るく作成。
前作のThreeKingdoms同様明るくなるよう照明を増やしています。
■製作中盤:
広いマップ。
マップを広くするのに躍起になってそれ以外がいい加減になったような感じです。
チェスのゲーム。
TRSearch.orgの作り方を参考にチェスのゲームを製作しました。
チェスの負けコース。
TR5の回転する足場を再現するつもりでしたが、ドアでも大差ないので今のような形にしました。
■製作終盤:
照明の設置。
暗くならないようあちこちに照明が設置してあります。
シークレットの設置。
今回のシークレットは、一度ではまず見つけることも入手することもできないでしょう。
個人の限界を超えた問題。
難易度設定はいつもの事で、自分ではどうしようもありません。
海外のチュートリアルの利用。
海外のチュートリアルの作り方を参考にレベル製作をしています。
雑感。
広いマップを作ってみて、今までのレベルはサンプルレベル程度のボリュームしかないのではないか?
数多くレベルを作ってきたものの1レベルに収まるものを複数のレベルに分けているだけなのでは?
なんてことも思ってしまいました。
今後の予定。
早くから日本を舞台にしたレベルを作りたかったのですが、
自分の技術が追いついていないのと他にも作りたいものがあったので後回しになっていました。
やっと作り始めることができそうです。
ちなみに最後の字幕が日本語ですが、舞台が日本ということで日本語にしました。
というか英語でなんて書いていいのやらわからないのでした。