最終更新日 :2020年02月14日
WADMergerを使ってTR1、2、3,4,5のレベルファイルからWADを取り出す事が出来ます。
WADファイルから個別にWADを取り出す事が出来ます。
取り出したWADについて各種の編集を行う事が出来ます。
(Sound Maneger、AI Editor、Switch Maneger、Animation Editor、Sprite Editorなどのツールを使用します。)
しかし、現在のバージョンでは上手く動作しない機能もあります。
注:
Trwestで作成されたWADファイルとの互換性がないので注意して下さい。
StrpixでWADを保存する場合は、上書きSaveを使って下さい。Save Asで保存するとWADMergerで読み込み出来ない場合があります。
グラフィックカードによってはプレビューウィンドウ、アニメーションエディタでのテクスチャの画像がカラー表示されない場合があります。
グラフィックカードの拡張設定でOpenGLのEnabule OpenGL Hardware accelerationを無効にする事が出来ればカラー表示される場合もあります。
又は、ハードウェアアクセラレーションのパフォーマンスレベルのスライダー動かしてレベルを下げて行くとカラー表示されるかも知れません。
WinXPの場合、「ライトコンバインを有効にする」のチェックを無くすとカラー表示されるかも知れません。
初めて、WADMergerを起動すると最初に設定ウィンドウが立ち上がります。
WADMerger本体の、ツールバーでボタンをクリックしてこのウィンドウを開く事が出来ます。
この設定画面で、WADMergerをカスタマイズすることが出来ます。
設定が完了したら、セーブをクリックして設定を保存して下さい。
WADフォルダのロケーションをセットします。
オリジナルのWADとは別のWADフォルダがあれば、それを選択します。
WADMergerは、オブジェクトをエクスポート出来ます。ここで、デフォルトロケーションを選択出来ます。
3つの赤いフォルダはTR4以前のゲームから音を抽出するために必要です。
TRLE\sound\samplesを指定して下さい(レベルエディタをインストールした場所の\sound\samplesの事)。
TR2、そして、TR3のファイルは、main.sfxファイルを指定して下さい。
TR3のWADを使う場合は、これをセットする必要があります。
CDからレベルをロードする場合は、CDのmain.sfxに設定します。このファイルは、dataフォルダにあります。
例:
CD‐ROMを持っているなら、TR2/3のCDを挿入し、ブラウズボタンを選択してCDにあるdata\main.sfxを開いて下さい。
ロードを確認後にCDを取り出して下さい。
Original
New(default)
Custom
の中からウィンドウの外観を選択出来ます。
CustomはSkinsフォルダ内から選択します。
Undo duffer sizeにはアニメーションエディタのアンドゥのバッファのサイズをセットします。デフォルトは5です。
数値を高くするとアンドゥ回数は増えますが、アニメーションエディタの動作が遅くなる場合があります。
動作が遅い場合は、この数値を低い値にセットして下さい。
WADMergerは、プレビューウィンドウ、及び、アニメーションエディタのためにOpenGLを使います。OpenGLに関する問題がある場合は、
Generate log fileをチェックする事で、OpenGL.logファイルを作成しtrWAD@hotmail.comに送る事が出来ます。
Texture Filter、Texture Env Modeは、テクスチャの表示方法を切り替えます。
デフォルト設定だけでは、いくらか問題がある様なのでこの設定を加えました。
Texture FilterのLinearは、良く見える様になるかも知れませんが、動作は少し遅くなります。
ツールバーの下側がWADEditフレームです。ここには、左右に2つのリストウィンドウと、中央にいくつかのボタンがあります。
左のリストは、Edit WAD list(編集WADリスト)、右のリストは、Source WAD list(ソースWADリスト)です。各リストのデータの下側には、ロード、セーブするためのボタンがあります。
2.2.1 Edit WAD list
(左のリスト)
編集WADリストは、使う目的のWADです。コピーした全ての対象、造ったもの、もしくはインポートしたものはここに置かれます。
Save WADをクリックすると、全てのオブジェクト、テクスチャ、及び、音は、WADを最適化してファイルサイズを出来る限り小さくしてセーブされます。
編集する場合は、既存のWADをLoad WADで読み込み全てのオブジェクトを抽出する事が出来ます。
New WADボタンを使うと新しいWADが作成されます。
リストから選択したオブジェクトは、プレビューウィンドウに表示されます。そのオブジェクトは後述する編集ボタンを使って編集する事が出来ます。
2.2.2 Source WAD list
(右のリスト)
ソースリストは、Load WADもしくは、Load TRボタンをクリックしてWADファイル、または、TR1-5レベルをロードします。
ロードした全てのWADオブジェクトはツリー状に表示されます。
リストから選択したオブジェクトは、プレビューウィンドウに表示されます。
そのオブジェクトをダブルクリックすると、Edit WAD list側にコピーされます。
この時smartcopyのオン/オフに注意して作業をして下さい。
Load WADで読み込んだWAD全体を一度にEdit WAD list側にコピーしたい場合は、リストの一番上で
ダブルクリックします。
(但し、Load TRで読み込んだ場合は機能しません)
2.2.3 The buttons
リストの間にある各ボタンの機能について。Copy
以外は、全てEdit WAD list(左のリスト)において働きます。
2.2.4 Shatter Wizard
Shatter Wizardについて。
撃って破壊する事が出来る壁、及び、窓を容易に作成出来ます。
Make Shatterボタンを押すと Shatter Wizardウィンドウが開きます。
1:テクスチャファイル(bmp、gif形式、最高128x128)を用意して、Loadします。
2:高さ(2-8回のクリック)を選択します。
3:Buildを行って下さい。
WADMergerは、メッシュ、及び、コレーションを作成し、新しくShatterを追加します。
レベルエディタを使って追加したShatterをマップに配置します。
Shatterを破壊する音を割り当てる事は出来ません。
しかし、トリガをその下に配置し撃たれた時、音を出すのにflipeffect 10を使う事が出来ます。
Included Editorsフレームにおいては、更にいくつかのエディタが含まれます。
各ボタンを押すと、対象WADファイルにおいて編集するための別のウィンドウが開きます。
2.4.1 Sound Maneger:上手く動作するのか解らない...?
このエディタは、音の削除とか、SFX及びSAMファイルから音を追加するためにあります。
AI Editorは、敵などを調整する小さいプログラムです。
しかし使用することはそれほど容易ではありません。
従って、最初に
TRLE Search Engineにて、
既に利用されているものをダウンロードして解析して見る必要があります。
詳しい使い方は不明ですが、
StateIDについて調べる事が出来る。
現在のStateID値を変更してAnimationの移行を編集出来る。
変更をExportで保存して置いて、Importで読み込んで使う事が出来る。
Saveすると右リストの状態に編集中のWADを変更します。
バージョン1.7あたりのマニュアルに少し記述がありますが理解出来ていません。
スイッチマネージャーを使って、TR4以外に使われていた多くのタイプのスイッチや
アイテムなどを探すアニメーションを使うことができる様になります。
TR3の小さい押しボタンスイッチ、小さいレバースイッチのWADを配置して使う時や、
TRCの戸棚やロッカーを配置して使う時など、上手くアニメーションさせるために使います。
スイッチマネージャーを起動すると、左の画像のウィンドウが開きます。
ここでの設定をSaveすると、Laraのアニメーションが変更されて、
OCBの設定で新しいスイッチアニメーション、探すアニメーションを使う事が出来ます。
SWITCH_TYPE1 - SWITCH_TYPE6
各OCB番号について、ドロップダウンメニューのリストの中から希望するスイッチアニメーションを選択します。
OCB0:Big Lever switch、Small Lever switch
OCB2:Small Push switch、Hole switch、Wheel switch
OCB3:Big Push Button、Wheel switch
SACROPHAGUS
TR4、TR5のSACROPHAGUSのWADを配置した場合のアイテムを探すアニメーションを選択します。
SACROPHAGUS
Suitcase
Cupboard Big Door
Cupboard Drawer
オブジェクトを選択して、プレビューウィンドウをダブルクリックするか、Included EditorsフレームのAnimation Editorボタンを押すとAnimation Editorが起動します。
アニメーションエディタには多くの特徴があるので、個別のドキュメンテーションが用意されています。
Animation Editor documentation
炎、ロープ、煙、及び、フレームは、スプライトを用いて作成されています。
これらの大部分は、DEFAULT_SPRITESオブジェクトに格納されます。
他に、MISC_SPRITEとSKY_GRAPHICがあります。
これらのオブジェクトは、テクスチャのリストです。
スプライトを選択すると、3Dウィンドウでそれを見る事が出来ます。
3Dウィンドウをクリックするか、もしくはSprite Editorをクリックしてそれらを編集出来ます。
Sprite Editorは、利用されている全てのテクスチャを表示します。
AddまたはRemoveボタンを使って、テクスチャをこのスプライトに追加/削除することができます。
しかし、現状ではdefault_sprites、または、sky_graphicsからテクスチャを取り除くと、
ゲームにおいて変な表示になります(例えば、ロープは蒸気の様に見える)。
ウィンドウに表示されるスプライトは、ビットマップにロード及びセーブ出来ます。
ロードするビットマップは同じサイズである必要はありませんが、最大サイズは、256x256です。
多くのスプライトは、DEFAULT_SPRITESに格納されます。
例えば、ロープテクスチャはテクスチャ16です。同じく炎、及び、蒸気は、ここに格納されます。
しかし、それらはゲームエンジンによって作成され違う色で表示されるので、SpriteEditorでは編集することができません。
オブジェクトのOCB値のリストを見ることができます。
Object Guide
問題を解決するために、このセクションを読んで下さい。
Outfits from TR1-3 levels
TR1、2、または、3つのレベルから装備一式をコピーする場合、skin_jointsを選択し、そして、WADにおいて明瞭なボタンをクリックしなければならない。
そうしないと、そのゲームはクラッシュします。
Custom objects
オブジェクトを作り、テクスチャを追加するためにWADMergerを使う場合は、オブジェクトを加える前にテクスチャを加えてください。
All TR1、2、3、5 objects
TR1、2、3、5のWADにおいて、その音を使う目的があるのであれば、level sfx creatorまたは、trwestを使わないで下さい。
これらは音をサポートしていません。
Many objects
多数のオブジェクトを扱わないで下さい。WADMergerは、WADのサイズをできる限り小さくする様に作られていますが、
レベルを、全て静的オブジェクトで作れるとは限りません。
アニメーション、ドア、スイッチ、そして、敵のスロットなどがいっぱいになると、レベルコンバータがクラッシュする可能性があります。
不要なオブジェクトは出来るだけ削除して下さい。
No sprites
スプライトなしのレベルは、ゲームにおいて問題が発生します。そのレベルは、強制終了するか、炎及び煙を表示しません。
それを避けるために、オリジナルのWADの1つからDEFAULT_SPRITESをコピーして下さい。
このセクションは、エラー、及び、警告、及び、解答に関するものです。
まず第一に、ランタイムファイルをインストールしてください。まだの場合siteからランタイムファイルを取得して下さい。
問題が解決しない場合、WADMergerをインストールしたフォルダにある、WADMerger.logファイルと問題を記述したテキストを添えて
mailto:trWAD@hotmail.comに送って下さい。
ReadSwitches: Unknown version! & ReadSwitches: This is not an switches.dat file
WADMergerをロードするとき、switches.datをロードしようとします。このファイルは、スイッチマネージャーのために必要です。
このファイルがない、もしくは、壊れている場合、これらのメッセージのうちの1つが表示されます。
このファイルがあるかどうかチェックしてください。
ReadTR -> Error reading level
TRレベルをロードしようとしても、ロードされない。おそらく、レベルが壊れています。
レベルが正常なら、trWAD@hotmail.comにメールするか、もしくは、
TRLE Tools Forumにメッセージを入れて下さい。
詳しい内容を告げるのを忘れないで下さい。
BuildMoveTR -> Error building moveable x1
Current action: x2
Error code: x3
レベルから可動のx1を読み取っているとき、エラーがあった。
どうぞ、レベル名を含むこの情報の全てを開発者に送って下さい。
ReadSourceTR -> Error reading level!
Current action: x1
Error code: x2
開いたレベルを読んでいるとき、エラーがあった。
どうぞ、レベル名を含むこの情報の全てを開発者に送って下さい。
ReadWAD -> error code xxx
WADファイルを読んでいる間に、エラーがあった。
WADが壊れている、もしくは、空である。
GetSounds -> Bad sound found! Delete it?
SoundIDへの数値が370より高いのを発見した(TR4における音の最大の数である)。
単にイエスをクリックすれば、音はこの小道具から削除されます。
この問題は、たいていTR2WADを使ってTR5 WADを取得した場合に引き起こされます。
TR2WADを使わずに直接TR5レベルからそれをロードして下さい。
BuildMove -> Error building moveable xxxx
オブジェクトxxxxが、WADから抽出されなかった。
おそらく、このオブジェクトは、悪い、もしくは、WADMergerはそれを読むことができない。
レベルに関してこのエラーが常に出るなら、レベル名を含む詳細情報を開発者に送って下さい。
ReadSFX -> Can't read SFX
SFXファイルが、ロードされない。
おそらく壊れている。
WriteSFX -> Can't write SFX
SFXファイルが、セーブされない。
おそらく、リードオンリーにセットされている。
WARNING! SFX file is empty!
音が、SFXファイルにおいて発見されなかった。
これは、問題ではありませんが、このWADからオブジェクトをコピーした場合は、音がありません。
ReadSWD -> Can't read SWD
スプライトを含むSWDファイルが、ロードされない。
おそらく、壊れている。
私のプログラムを試して頂きありがとうございます。しかし、開発を続けるためには、結果を見る必要があります。
従って、WADMegerを使ってオブジェクトを作成したすべての人に、私のデータベースに加える事をリクエストします。
TRLE Search Engineに行き、そして、レジスタボタンを押すと、free@ tripodのために20mbを得ることができます(同じく私のサイトをそれらが主催する)。
そして、あなたの情報を入力して下さい。パスワードがメールによって送られワークをデータベースに加えることができます。
このように、全ワークの良いレビューを行われる状態にすることができます。
そして、それらのワークをダウンロードして、テストして、再検討することによって他のものを助ける事ができます。
レビューは、あなたに役立ち、次のオブジェクトを更に良くするでしょう。